クロシタナシウミウシ科の仲間 <千葉のダイビングポイントで見られる水中生物>

ミヤコウミウシ

レア度★★☆☆☆

分類 裸鰓目(ドーリス亜目)-クロシタナシウミウシ科-クロシタナシウミウシ属


大きいものだと体長10センチ程度にまで成長する。

体は茶褐色で、黄褐色や赤紫っぽい色の丸い形の突起で覆われている。小さい個体はとても鮮やかな色をしていてキレイなので、フォト派ダイバーにはとても人気。

だが、大きくなるにしたがって茶色が強くなっていき、サイズもなかなか大きくなるので、大きい個体はあまりカメラを向けられない・・・。


クロシタナシウミウシ

レア度★★★☆☆

分類 裸鰓目(ドーリス亜目)-クロシタナシウミウシ科-クロシタナシウミウシ属


体の色は、黒や灰色、茶褐色、黄色など、いろいろなバリエーションのタイプがいる。

勝浦では、茶色っぽい体の色に黒い斑点のあるものをよく見かける。体の縁は波打っていて、体は全体的にとても柔らかい。

名前の「シタナシ」とは「舌がない」ということだそうで、他のウミウシにはある「舌歯」と呼ばれる部分が、このシタナシウミウシの仲間たちにはないことから付いた名前、なのだそうだが・・・、これは解剖してみないとわからないような、水中での識別にはほぼ関係ないレベルの話。。


ヒメマダラウミウシ

レア度★★★☆☆

分類 裸鰓目(ドーリス亜目)-クロシタナシウミウシ科-クロシタナシウミウシ属


オレンジ色の体に、黒くて小さい斑点が多数ある。体長は大きいものだと6~7センチ程度になる。

小さいうちは一般的なドーリス亜目と同じような格好をしているが、大きく成長した個体は、平たくなっている個体が多いように思う。

あまり波がない穏やかな海況の場所を好むようで、湾になっている場所だったり、水深が深いところでよく見かける。


イシガキウミウシ

レア度★★★☆☆

分類 裸鰓目(ドーリス亜目)-クロシタナシウミウシ科-クロシタナシウミウシ属


ゴツゴツした体をしており、体長15センチを超える大型種。

色は緑がかった青や、茶色っぽい緑など、いろいろな色が混じったような印象。背中には小さくて丸い突起が多数ある。

それほど数は多くなく「比較的レアなほう」と言って良いと思うのだが、、写真映えしないせいか、ダイバーにはあまり人気がないように思う。


※レア度は千葉県勝浦市のダイビングポイントでのもので、管理人の主観によります。


☆この記事を書いたのは☆

ダイビングインストラクター歴14年、千葉・勝浦でのガイド歴10年、かめはうす代表けーすけです🐢「ゆっくりのんびり系ダイビング」が好きで、じっくりマクロ探しが最も得意なスタイルです◎が、地形を楽しんだり群れものなどのワイド探しももちろんやります(^^)勝浦の海はマクロもワイドも両方楽しめる!1度は試してもらいたいオススメなスポットです☆

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