千葉県勝浦市のダイビングスポットはビーチありボートあり、魅力的なポイントがたくさんあります!

千葉県勝浦市のダイビングスポットはビーチありボートあり、魅力的なポイントがたくさんあります!

千葉県は、テーマパークやショッピングだけでなく、海のレジャーを楽しむことができるスポットがたくさんあります。片貝海水浴場、銚子マリーナ海水浴場、南千倉海水浴場などのビーチは、夏になると県内だけでなく、県外からも多くの人たちが訪れて海水浴を楽しんでいます。千葉県内には、豊かな自然もたくさん残されており、屏風ヶ浦や養老渓谷、鋸山の地獄覗きなど、絶景が楽しめるスポットも多いです。


今回はダイビングをされている方やこれからダイビングをしたいという方へ千葉県のおすすめダイビングスポットを紹介していきます。


■ダイビングスポットとしても人気の千葉

千葉にはさまざまな海水浴のスポットがあり、ダイビングが楽しめる海があるのも魅力です。県内には、館山エリア、勝山エリア、勝浦エリアなど、いくつかのダイビングスポットがあります。

千葉の海は、黒潮の影響を受けているため、魚の種類が非常に多いのが特徴で、イワシやイサキなどの群れや、カサゴやギンポ、スズメダイの仲間も多く、また魚以外にもウミウシや甲殻類、イカやタコなども見ることができます。

ダイビングを楽しみたい方、海の生き物を間近で観察してみたい方は、ぜひ千葉に遊びにお越しください。


■特におすすめのダイビングスポットは勝浦エリア

千葉県内で、特に人気が高いダイビングスポットは、勝浦エリアです。

勝浦の海は、黒潮や親潮などの影響を受けていることから、プランクトンのような極小サイズの生物からイワシやアジのような中型の魚たち、さらにそれらを食べる大型の生物など、たくさんの種類の魚が集まるスポットとなっています

海の中は、何層にも重なった珍しい地形になっている部分もあり、ほかのエリアでは体験できないような最高のダイビングを楽しむことができるのが魅力です。



■最大深度30mのイソムラ

勝浦(鵜原)エリアでダイビングをするならば、イソムラがおすすめです。イソムラは最大深度が約30mとなっています。港からボートに乗って、約12分くらいで到着します。

白い砂地に囲まれた大きな根となっているイソムラは、1ダイブではまわりきれないほどの広さとなっているのが特徴です。千葉県の青い海の美しさを引き立てている巨大なクレバスが複数あるのも、イソムラならではの魅力となっています。


■イソムラでは大型回遊魚をたくさん観ることができる

イソムラは黒潮の影響を受けやすい沖のほうにあるため、大型回遊魚もたくさん集まりやすいエリアとなっています。特に、ブリやカンパチなどの魚が出現しやすく、時々大きなヒラマサが現れることもあります。

イサキやタカベの大群なども見ることができ、間近で迫力ある魚の群れをじっくり眺められるのがイソムラの魅力です。

また、ネコザメやクロアナゴ、クエなどの大きな魚を見ることもあり、根の頂上と水底の水深差が15mもあるので迫力のある景色を楽しむことができるでしょう。


■イソムラは中級上者以上のダイバーにおすすめ

イソムラは時に流れが速くなることがあります。勝浦のボートポイントはどこもそうですが、基本的にドリフトダイブはせずロープ潜降&ロープ浮上となるため、流れが速い時には流れに向かって頑張って泳がなければなりません。

そのため、どちらかというとダイビング中級者や上級者の方に向いているスポットです。

ダイビング経験が豊富な方は、イソムラの美しい海の魅力を味わいに行ってみてください。

流れがほとんど入ってこない弁天出しというボートポイントもありますので、ダイビング初心者さんはまずそちらから慣れていくと良いでしょう。

運が良ければ銀色に輝くワラサやカンパチが大群で泳いでいく姿を見られます。自分のすぐ近くで巨大な魚たちがグルグルと回っている光景は圧巻です。回遊魚たちの群れは数百匹規模になることも珍しくなく、何度見ても感動してしまうと喜ばれています。

熱帯魚が夏から秋に限定されるのに対し、回遊魚の群れは一年を通して見るチャンスがあることもポイントです。

高級魚として知られているカンパチやブリの異名であるワラサなどは春から初夏、またはた秋の終わりから冬にかけて見られるチャンスがあります。

また、1mを超える体長で見る者を圧倒させるヒラマサは秋から冬にかけて目撃でき、さらに千葉近くまで黒潮が寄っているときには見られる確率がさらに高まります。

勝浦は熱帯魚だけでなく、回遊魚を楽しめるポイントとしても注目を集めています。

勝浦の海底は長年海流に削られ、現在では独特な形をしています。それによる風景の変化もシュノーケルの際に楽しめるポイントです。

たとえば険しく切り立った崖、あるいは大きく広がった岩礁、はたまた人が通れるほどのトンネルなど、独特な地形が一帯に広がっています。

また砂地は白く、その美しさが良いアクセントになっています。


■最大深度12mの新浜

行川エリアでダイビングをするならば、新浜がおすすめです。最大深度が12mと浅く、体験ダイビングやライセンス取得講習をするポイントでもあるので、初心者さんでも安心して楽しむことができます。ポイントへは船外機という小さい船を利用し、港から出港してわずか1分で到着する近場にあります。

準備をしているうちにポイントへ着いてしまうので、大きな船だと船酔いをしてしまうような、船が苦手なかたへおすすめです。


■新浜で見ることができる生物

新浜で見ることができるのは、岩場に隠れるような小さい生物が中心になります。

ハゼやカサゴ、ギンポの仲間や、ウミウシ、甲殻類の仲間も多いです。

夏から秋にかけてはイソギンチャクエリアにクマノミやソラスズメダイの群れが現れたり、チョウチョウウオの仲間たちが現れたり。冬になればウミウシが増え、春になるとマクロ派ダイバーのアイドル:ダンゴウオが多く現れるのも新浜の特徴で、初心者さんはもちろん、ベテランさんでも唸る生物の豊富さです。

水深が全体的に浅いので、時間を気にせずじっくり写真を撮りたいフォト派ダイバーにも人気のポイントです。


■ボートポイントとビーチポイント合わせて8ポイント

勝浦地区のダイビングスポットは、鵜原と行川それぞれ4つずつあり(期間限定ポイントを含む)、お客様のご要望や開催メニュー、その日の海のコンディションなどから判断しベストな場所へご案内いたします。

ファンダイビングのお客様でしたら、例えば1本目はボートでワイド狙い、2本目はビーチでマクロ狙い、といったスケジュールも可能ですのでぜひご相談ください。

勝浦で魚影ナンバー1との呼び声高い鵜原エリアにある冬季限定ポイント(12~翌3月)の「ウマノセ」や、月に1度開催されるナイトダイビングを楽しめる「志村ビーチ」、ワイド狙いもマクロ狙いもどちらも可能で時間が足りなくなるほどの「マグロ根」など、勝浦地区には魅力あるスポットがたくさん!

ぜひいろいろなポイントを潜ってみて、ご自分のお好みを探してみてください。


■勝浦温泉もあるのでダイビングで疲れた身体を癒すこともできます

勝浦エリアには、ダイビングが楽しめるスポットだけでなく温泉もあります。

雄大な太平洋を一望できる温泉施設もありますので、素敵な景色を見ながら温泉を楽しむこともできます。

ダイビングで疲れた後は、温かい温泉にゆっくりと浸かって、身体を癒してください。


■ダイナミックな地形などの絶景も楽しめる

勝浦エリアは、ダイナミックな岩礁の地形となっているので、かつうら海中公園やおせんころがしなどから、美しい絶景を楽しむことができます。

また鵜原海水浴場の近くにはハイキングをしながら絶景を楽しめる鵜原理想郷もあります。

ダイビングで勝浦を訪れたら、周辺へのドライブやのんびりと散歩をしてみるのもおすすめです。


■東京から日帰りも可能な千葉県にお越しください

千葉県は、東京からも近い距離にありますし、東京湾アクアラインも通っているので、神奈川方面からもアクセスしやすいです。日帰りで訪れることも可能ですし、ホテルや旅館や温泉などもありますので一日中千葉を楽しむことができます。

気軽に千葉に遊びに来て、ダイビングやレジャーを楽しんでみてはいかがでしょうか。


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☆この記事を書いたのは☆

ダイビングインストラクター歴14年、千葉・勝浦でのガイド歴10年、かめはうす代表けーすけです🐢「ゆっくりのんびり系ダイビング」が好きで、じっくりマクロ探しが最も得意なスタイルです◎が、地形を楽しんだり群れものなどのワイド探しももちろんやります(^^)勝浦の海はマクロもワイドも両方楽しめる!1度は試してもらいたいオススメなスポットです☆

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